子供と料理をする

今日は、なにわの伝統野菜を使って子供と食育を考えてみる話やで。

なにわの伝統野菜を使った料理を楽しむ前に、その野菜の特徴や歴史を理解することが大事や。例えば、天王寺蕪は江戸時代から続く伝統野菜で、緻密な肉質と煮崩れしない性質があるんやで。このような知識を身に付けとけば、料理を通じてなにわの文化や歴史を子供たちに伝えられてドヤれるやろ。

子供と料理するときの注意点

子供と料理を楽しむときは、安全や衛生に気を付けることが重要や。火や包丁の取り扱いには特に注意しとかないといけないで。
また、子供にはできるだけ簡単な作業を任せて、楽しい雰囲気で一緒に料理をすることが大事やで。

天王寺蕪(てんのうじかぶら)の煮物

てんのうじかぶらって、アブラナ科アブラナ属の越年草やで。 これはなにわの伝統野菜のひとつや。 ちなみに、大阪で一番古い和カブやとされてるんや。 言い伝えによると、野沢菜の原種とも言われてるんやで。

作り方
かぶは皮を向いて適当に切る。
鍋にだし汁を入れて沸騰したら油揚げを入れる。そして、残りの調味料を入れる。
かぶを入れて蓋をしてしばらく煮る。
かぶがやわらかくなったら、かぶの葉を入れてしんなりしてきたら火を止める。

葉の色をきれいに出すために盛り付ける直前のタイミングで葉を入れるといいで。

うまみたっぷり 金時人参のポタージュ

一般的なニンジンとはちょっとちゃうんやで。
金時人参は、ニンジンよりもスリムで、色もめっちゃ鮮やかなのが特徴やねん。 「京人参」とも呼ばれてて、東洋系の品種やと知られてるねん。 実は、ニンジンには西洋ニンジンと東洋系のものがあって、スーパーなどでよく見る「ふつうの人参」は、西洋ニンジンなんやで。

準備するもの
・金時人参
・玉ねぎ
・牛乳200ml、水200ml、(A)コンソメ顆粒小さじ1、(A)塩こしょうふたつまみ、有塩バター10g、パセリ適量

作り方
金時人参は皮をむいて5mm幅のいちょう切りにする。
玉ねぎは薄切りにする。
鍋に有塩バターを中火で溶かし、1と2を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒める。
水、(A)を加えて中火で煮立て、蓋をして10分程、金時人参がやわらかくなるまで煮る。
ミキサーに4を入れてなめらかになるまで撹拌する。
同じ鍋に5と牛乳を入れて弱火で混ぜながら加熱し、沸騰直前に火から下ろす。
器に盛り付けてパセリを散らして完成や。

料理のコツ・ポイント
塩こしょうの量は、お好みで調整してや。
牛乳は、加熱しすぎると分離する可能性があるから、火加減に気を付けてな。

食育を楽しむコツは、子供たちが食材に触れ、味わい、楽しむことや。なにわの伝統野菜を使った料理を通じて、子供たちが自然と野菜を好きになるような工夫を凝らすとええで。たとえば、彩り豊かな盛り付けや、楽しい食べ方を提案することで、子供たちの興味や食欲を引き出すことができるんやで。

Copyright ©2025家族と関西弁でええ感じAll Rights Reserved. |サイトマップ