関西弁って、日本の中でも特徴的な言葉やけど、関西以外の人には伝わらんこともあるんやな。そんな関西弁で伝わらない言葉を紹介するで。
モータープールって普通やん?
まずは「モータープール」や。これは駐車場のことやけど、関東では「パーキング」とか「駐車場」と言うんやて。モータープールって、昔は自動車の修理工場やったんやけど、今は駐車場に使われてるんや。でも、関東では修理工場のことを言うらしいで。だから、関東の人に「モータープールに行くわ」と言うと、「え?車壊れたん?」と思われるかもしれへんで。
一丁噛みしらん?
次は「一丁噛み」や。「いっちょかみ」とも言うで。これは何にでも口を挟む人や何にでも首を突っ込む人のことや。またはその行為のことや。一丁噛みって、昔は酒を飲む時に一口だけ食べるつまみのことやったんやけど、今は口出しすることに使われてるんや。「一丁噛みするなよ」と言うと、「おせっかいするなよ」という意味やで。
テレコって他に何ていうんや
次は「テレコ」や。これは互い違いや食い違いや入れ違いやあべこべのことや。テレコって、昔は縞模様の布地のことやったんやけど、今は物事が合わないことに使われてるんや。「テレコになる」と言うと、「食い違う」という意味やで。
いちびりは子供の頃に一回は言われるな
次は「いちびり」や。これは調子に乗って騒ぐことやお調子者のことや。いちびりって、昔は一番目立つ花火のことやったんやけど、今は目立ちたがり屋のことに使われてるんや。「いちびりするなよ」と言うと、「調子に乗るなよ」という意味やで。
ほたえる雰囲気は伝わるやろ?
次は「ほたえる」や。これはふざけて騒ぐことや暴れることや。ほたえるって、昔は火が燃え盛る様子を表す言葉やったんやけど、今は人が興奮する様子を表す言葉に使われてるんやて。
自分は自分やん
「自分」という言葉や。これは、関西では「あなた(話してる相手)」という意味で使われるねんが、他の地域では「自分自身」という意味で使われるねん。例えば、「自分はどう思う?」というと、関西では「あなたはどう思う?」ってことやねんけど、他の地域では「自分自身はどう思う?」ってことになるねん。これも、結構意味が違ってしまうねんな。俺も、友達に「自分は好きやで」と言ったら、「自己愛か?」ってからかわれたことがあるねん。
以上、関西弁で伝わらん言葉を紹介したわ。関西弁はおもろいし楽しい方言やけど、他の地域の人には通用せんこともあんねん。でも、それもまた魅力やと思うわ。関西弁を話す人も、話さへん人も、お互いに理解し合って仲良くしましょうや。